コラム/めざせ達人

毎月発行する新聞「めざせ達人」から掲載しています

めざせ達人

第166回 継続

台風24号通過による強風が吹き付けるなか、今日は誰も来ないだろうと思いながら、道場に出かけた。入門部、私が来るのを車の中で待っていた小学二年生の女の子がいた。また、少年部でも三年生と五年生の姉妹が元気よく現れた。本当に有難いことだ、感謝のひとこと。

たった一日のこと、休んでも何のことはないようなものだが、休まなければ何かが変わる。もちろん、悪天候の中なので、連れて行くのは親御さんだが行って稽古するのは本人。親御さんが本気だからその子も本気になってくる。青年塾代表の上甲晃さんの言葉を借りれば、「継続は本気さの証明、本気であることの証明は継続しかない。本物は続く。続けば本物になれる。」

これまでの私の生き方を振り返ってみると、色々なことに挑戦してきたが、大部分が中途半端な結果になっている。しかし、これまで経験して来たことは無駄ではないが、それに費やした労力、お金、時間を考えると、非常にもったいなかった気がしている。様々なことを体験するのは良いことだけど、一度決意して始めたことは止めない、最後までやり続けることが大切、人生の成功の秘訣は継続、諦めないことであると思う。六十才を過ぎた今なら言える。さらに、上甲晃さんは「ひとつを励めばすべてが変わる。ひとつを続ければすべてが変わる」と言っている。この言葉が心に響く。

桃栗三年柿八年という言葉は良く聞くが、これには続きがある。「柚子(ゆず)は九年で実を結ぶ。梅は酸(す)いとて十三年。蜜柑(みかん)大バカ二十年。」但し、柿八年の以降は様々に変化する。この言葉の意味を自己流に解釈すれば、桃栗は実をつけるのが早くて三年かかる、柚子は九年、梅は十三年、蜜柑は遅くて二十年もかかる。天才は三年もあれば結果をだすが、私達凡人は、ひたすらバカの如く一つの道に打ち込まなければ何も生まれないということだ。すぐに花が咲くものではない、諦めず続けていれば必ず花は咲く...と信じている。

 

 

 

2018年10月6日 | カテゴリー : めざせ達人 | 投稿者 : koukikai

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