コラム/めざせ達人

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めざせ達人

第169回 年頭自警2019

年頭自警2019

一.年頭まず自ら意気を新たにすべし

二.年頭古き悔恨を棄つべし

三.年頭決然滞事を一掃すべし

四.年頭新たに一善事を発願すべし

五.年頭新たに一佳書を読み始めるべし

(陽明学者 平岡正篤(まさひろ))

 

新年を迎え、気持ちを新たにし、平成三十年を振り返って、恒例の年頭自警をもってこの一年の始まりとしたい。

一月四日付けの中国新聞「天風録」に、目標達成のための「予言の自己成就」について記している。この「予言の自己成就」については、社会学者のロバート・キング・マートンが次のように定義している。『自己成就的予言とは、最初の誤った状況の規定が新しい行動を呼び起こし、その行動が当初の誤った考えを真実なものとすることである。』そして、具体的手法として青山学院大学陸上部原監督の目標管理方法について書かれている。

選手に自分がどうなりたいか、という目標を書かせ、それを全員に共有させる。そして、選手たちが記入した目標管理シートを食堂に貼り公開し、本人も毎日目にすることで達成への意欲を高めることができるそうだ。目標管理シートには、①一年間の目標、②一ヶ月ごとの目標、③週の目標が記入されている。しかし、大会に出場できる人数は限られているので、選抜されなかった場合の結果に対しては、納得のできる理由を説明しているそうだ。

合気道の場合を考えると、先ずは目標を明確にしなければならない。一年後の目標、月目標を作成し、日々この目標を確認することで予言の自己成就を完成させる。願望の強さが予言実現の原動力となる。一年の目標を、そして生涯の目標を!

 

 

 

2019年1月6日 | カテゴリー : めざせ達人 | 投稿者 : koukikai

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