稽古の成果を見ていただく演武会が終わった。一般部の参加は不調だったが、少年部は二名の欠席だった。本番に向けて少年部は休まず良く稽古してくれた。演武は無理かと思っていた子も何とか形になった。立派な少年部の演武だった。
しかし、反省は必要だ、反省から学ぶことは大きい。自分の演武を振り返り厳しく自分を評価することが必要であり、次の演武に向けて目標をつくり、対策をたて実行にうつすことだ。
ロンドンオリンピックを取材した中国新聞スポーツ記者の話だが、「自分を熱く語ることができる人は強い、そうでない人は消えていく」と言っている。大きな夢を持つことは必要なことだ。西区出身の山縣亮太選手(慶応大20歳)は小五から陸上を初め、世界大会の舞台で活躍するという大きな夢を持ち、計画・実行・評価・改善を繰り返してきたそうだ。100メートルでは日本人五輪最高を記録したが予選敗退。これからの活躍が期待される。
今回、演武前での出来事で、合気道以外の二つの発見があった。一つは、紅白幕の準備中のこと。紅白幕に紐を通しているとき六歳の男の子がやって来て、「僕にできることがあったら何でも言って下さい」と言う。手伝ってほしいとは言わなかったが、やっていることを見て、自分が出来ることを考え、紐が通しやすいように穴を広げることをやってくれた。『この子にこんな良いところがある』と驚いている。
もう一つは、別の六歳の男の子。「口の中が切れました」と泣きながら訴えてきた。訳を聞いてみると、小学生の子が原因だとのこと。その小学生の前で「僕はそんなことをしたらいけないと思います」と泣き声だがハッキリ言った。『六歳でこんなことが言えるのか』と思った。自分の六歳と比較すると感心する。
良いところを見つけると人への評価はまったく変わってくるものだ。人との付き合いのうえで大切なことは、相手の良いところを見つけることだと感じた。また、子ども達の良いところを伸ばしていくことが出来たらと、思ってはいるが・・・。
