令和八年、新年明けましておめでとうございます。
今年も会員の皆様と共に合気道の稽古に精進して参ります。“取り”は無駄な力と無駄な動きを無くすこと、そして“受け”は居着かない足と柔軟な上半身、いつもこのことを心掛けて質の高い稽古が出来ることを願っています。
今年の稽古目標は「技の言語化」です。技を見て、試して、受身して覚え、その技を言葉にして書いてみることで自分の理解度を知ることが出来ると考えています。手の動き、足の動き、肚の向き、顔の向きを考えて言葉にします。体捌きには入身、転換の他に転身、転回が有ることを知るでしょう。
稽古を続けていても、何時までも同じ所に留まっていてはいけません。上達と共に技は変化して行くものです。昨年ですが、五段で八十才代の方が在籍一年で退会されました。その方は同じ合気会だけど、私達とは全く違う合気道を学んで来られました。一年間稽古しても自分の技を変えることは無く、自分の技を指導されるため、稽古の妨げになることが多々有りました。社会的地位の有る方で会員獲得に随分ご尽力頂きましたが、自ら身を引かれる結果になりました。合気道の素晴らしさを良く説いて居られましたが、自分の技を変えることは出来ないとのこと。肝心な所を理解されていないのは残念です。
「合気道は人間完成の道」と大先生は説いて居られます。私は合気道の稽古を自己改革の手段だと考えています。小学生一年生から七十四才まで幅広い年齢層の方が稽古に来て下さいます。稽古に来て良かったと、満足して帰って頂けるよう工夫しながら頑張りたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。
