第49回 年頭2009

新年おめでとうございます。昨年から始まった世界不況の大きな津波が早く収まることを祈っています。そして、会員の皆様が合気道に専念できる年でありますように・・・。2009年は設立10周年の節目の年となります。二人だけの稽古から子ども達が参加し、徐々に現在の形ができてきました。これも皆様のおかげと心より感謝しております。本年もよろしくお願い致します。

前龍源寺住職、 現在は南無の会会長の松原泰道さん(101歳)は『頑張るは「我を張る」になるからイヤ。私は「努力します」と申し上げます。』と言っておられます。相手の気持ちを考えず、自分の思い、主張を優先させようとすることが「我を張る」ことだと思います。

これを合気道に置き換えますと、「力で投げる」ことになり、その結果、力ずくで無理やり投げられた相手は、「不快」と「痛み」を感じることになります。山口先生が言われていたように「必ず動くところがある」、これを稽古の中で探っていく、そして、その動かす力を徐々に小さくし、その動く幅を狭くしていくことで無理なく相手を動かすことができるようになる。その時こそ、相手にとっては力を感じない投げ、気持ちの良い受けとなるのだと思います。

自分の思いをかなえようとすると、必ずその影響を受ける人がいます。自分の利益を優先した自分にとってプラスの要求は、相手にとってはマイナスになるし、相手のプラスを考えない要求は、相手にとってマイナスになることが多いような気がします。プラス・プラスにはかなりの努力が必要です。

今年の目標として、プラス・プラスの合気道を実践してみましょう。自分だけでなく相手と共に楽しめる合気道をめざしましょう。これができた時、これまでとは違った、『一歩前進』した合気道になっていることでしょう。

 

 

 

2009年1月11日 | カテゴリー : めざせ達人 | 投稿者 : koukikai