初段  H・W

子供たちと一緒に合気道を始めて3年目。入門部、少年部で子供達と一緒に基本を繰り返しながら、一般部でさらに詳しく技を習う。素晴らしい先生や先輩方に恵まれ、とても充実した稽古をさせていただき、このたび初段を頂くことができました。合気道を始めた頃はただただ憧れていた袴でしたが、いざ自分が履くとなると本当に大丈夫だろうかという気持ちにもなります。ただ初段といっても、自分としては最近になってやっと合気道が少し分かり始めたかなというのが実感で、やればやるほど難しさが大きくなっていくのが現状です。

その中でも特に難しくて面白いのが『受け』。きちんと受けが取れた時はとても気持ちがいいし、逆にきちんと受けが取れず、大畑先生から「堅い」と指摘されることもたびたびです。技を掛ける側の『取り』と技を受ける側の『受け』、どちらが欠けても合気道は成立しない。相手との息が合わないと技がギクシャクしてしまう。いかに相手との呼吸を合わせられるか。目標は、相手の動き、力の方向や強さの微妙な変化を感じ、そこから相手の意思を読み取り素直にきちんと受けをとること。これは、『受け』でも『取り』でも変わらない。「きちんと相手に伝えられるか」、「きちんと受け取れているか」、常に相手とのつながりを意識しながら自然に動けるようになるのが現在の一番の目標です。

とりあえず初段を頂きましたが、まだまだ足りないところばかりですので、早く実力がともなうよう、これからも家族4人そろって楽しく元気に稽古に励みたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします

2009年11月22日