初段を迎えるにあたって  M・K

私と合気道の出会いは、高校生頃にさかのぼる。
かれこれ30年ほど前なので確かではないが雑誌かテレビで知ったと思う。倒しに行った相手が次の瞬間なぜか倒れているのを見て不思議に思い他の武道より惹かれるものがあり、やってみたかったが当時は簡単に情報が入るわけでも無く憧れだけで終わっていた。

月日が過ぎ45歳を迎え休日はダラダラ過ごす生活を送り、これではいけないと子供と何か運動できないか探していたときに、たまたま光輝会のHPを見つけ、再び合気道への興味が沸きこれなら子供ともできるかと思い入会する運びとなった。

初めは日ごろの運動不足が祟って体が硬く下半身もしっかりしていなかった。また姿勢も悪く上半身の力に頼って相手を倒そうとしていた。そのため初めは無駄に肩に力が入り相手を倒そうという意識も強かったので相手の方には申し訳ないがとても受け難い取りをしてしまっていた。

そのうち大畑先生の受けを取らせて頂くようになってから「姿勢を正して」「もっと力を抜くように」「相手の力の方向を感じられるように」と何度もご指導頂き自分の間違いに気づかされた。
ただこの「力を抜く」ということの何と難しいことか。 気づくと未だに力が入ってしまっている。
取りが力を入れすぎると受けも反応して硬くなってしまい互いにぎくしゃくして正確な型とならない。
その逆も同じなので互いに力を抜いて稽古するように気を付けたい。
力を抜くことによって取りと受けの両方が力の出る方向、中心軸が感じられように繋がりを意識して行うこと。
技の途中で足が居着いてしまわないように相手の動きに合わせて動くことで気持ちの良い技ができるように心掛けていきたい。

今回初段を頂くことになったが、まだ型をある程度覚えたに過ぎない。審査の時にも型を思い出すのに精一杯でガチガチになってしまったので、これからは自然と技が出てくるようになりたい。それには次のことを意識してもっと稽古に取り組んでいきたい。
・上半身の力を抜き相手の力の出る方向が感じられるようになること
・ゆっくりとした動作で一つ一つが確実に行えるように覚えていくこと。
・常に基本に立ち返り入身・転換の体捌きがしっかりできること。
・頭から指先・足先までの動作、姿勢に気を配り、常に自分の中心を意識すること。
・呼吸力や体捌き・当身によってしっかり相手を崩し技を掛けられるようにすること。

まだまだ気を付けなければならないことは多いし、ここに挙げたことを実際していくのもとても難しいのだがこれからも大畑先生・会員の皆さんのご指導の下、一緒に楽しくも厳しい稽古を宜しくお願い致します。

2017年9月15日