参段  K・H

私は小学3年生の時合気道と出会い「めざせ達人」という目標を掲げて16年間光輝会で稽古をしてきました。

初めは小学生5〜6人という少人数で行われていた稽古でしたが、次第に増えていき有段者や大人とも稽古をするようになりました。
今となってはその当時稽古をしてもらった有段者の方にどのくらい追いつけたのかとても気になります。

演武会や講習会などにも参加するようになり大畑先生に教わった合気道でいろいろな相手と稽古をしていき今の自分があると思います。
小学生の時から言われ続けてきた「力を抜く」という意味を最近になりようやく感覚的にわかるようになってきた気がします。それと同時に自分の掲げた目標がはるかに遠く感じました。

最近では人に教える機会も増えてきて、ただ自分がやっていることを人に伝えるだけなのにこんなに難しいものかと思いました。けれども教えるうちに自分も基本に戻ることができ、教わることがたくさんあることがわかりました。

仕事などで稽古の時間も昔に比べだいぶ減ってしまいましたが、これからもずっと続けていきたいと思います。




2015年8月5日