平成20年11月1日〜2日 主催:NPO法人ひろしま合氣道普及協会 場所:県立体育館武道場 |
<参加> 一般部 大畑博、樋野義則、石井芳直、綿井宏 高校3年 細木和裕、樋野裕介、宮崎尚也
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少年部から見学に来てくれました。 |
『腹力!』
11月1日、2日初めての講習会に行ってきました。 『俺もとうとう講習会に参加できるところまで来たか』と感慨にふけながら会場に入る。 講習会開始の時間になり、いよいよ安野師範の登場! 「おお〜!」YouTubeで見たとおりの若さに感動しつつ準備運動で体をほぐす。 最初に安野師範からこの講習会で意識することを2つ言われる。 『まず、第一に中心軸!中心軸を常に意識して動くこと。』 (ふむ、ふむ、なるほど!) 『そして第二に力を腹に集める!そして腹以外、手、腕、肩、上体の力は抜くこと。』 (う〜ん。安野先生!サラッと言われてますが難しすぎます!) この2点は普段の稽古中にも大畑先生からたびたび指摘される。 『上体が突っ込む。腰が引ける。力が入りすぎ。もっと柔らかく。etc.』 合気道を始めて1年。まだ技の入り方、崩し方、受身等々、形を覚えるのに必死な私にとってこれは大変難しく、なかなか思うようには出来ません。 指摘された直後は注意していても、他のところに気をとられ、ふと気がつくと・・・。 ただ、技そのものは出来なくても、この2点を意識する事だったら私でも出来る。 とにかく講習会の間だけでも頑張って意識し続けようと思いながら講習会が始まった。 呼吸投、呼吸法、回転投、入身投、etc. どんな技でも安野師範の教えは一貫して腹力! 『力を腹に集めて、相手の腹にぶつける!』 私はと言うと・・・、気がつけば腹と一緒に手、腕、肩まで力が入っている。 「おお〜!いかん!いかん!」がとうとう最後までこの繰り返しであった。 意識しないで自然にこれが出来るようになるのはいつの日だろう・・・。 まだまだ道は長そうです。 安野師範には二日間通して、合気道・技に対する姿勢、心構え、考え方など心の部分を強く意識することの大切さを教えて頂きました。もちろん技術的なものもたくさんあったのですが、それらをより深く体で理解するためにも、普段の稽古から心の部分を意識することを実践していきたいと思いました。 また、二日間でたくさんの先生方や有段者の方に相手をしてもらい、いろいろ教えて頂きました。細かく丁寧に教えてもらったり、ムチ打ちになりそうなくらい投げられたり。同じ技なのに人が変わると受ける感じも全く違う。長く合気道を続けていれば各々の合気道に対する考え方が技に出るのは当然のことだろう。私もこれから合気道を続けていく上で、誰にでも気持ちよく受けを取ってもらえるようになることを目標の一つとして稽古に励もうと思います。 最後に講習会を見学した愛妻の一言! 『安野師範、若いっ!絶対60歳には見えん!大畑先生もだけどやっぱり合気道には若さを保つ何かがあるんじゃ!私も美容のためにずっと合気道続けよう♡』
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